Section 3 ドキュメントデザインの技術
3-3 カラーリング
技術の発達により、現在ではどんな色でも使える環境になっています。しかし、そうした状況がかえって色を氾濫させ、まとまりのないドキュメントの原因になっています。
ドキュメントのカラーリングの目的は「機能的な役割」と「イメージ的な役割」の二つです。
カラーリングの「機能的な役割」は、主に本文中の表、グラフ、チャートなどに対して、種類分けを分かりやすくしたり、ポイントを強調したりするために行います。
それに対し「イメージ的な役割」は、表紙、目次、扉、本文フォームなどの言わばテンプレートのカラーリングで、主にコーポレートカラーなどを使うことで会社のイメージを伝えます。

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